こんにちは。
今回の「美容健康ダイエット通信」では、
美容や健康に欠かせない栄養成分がぎっしり詰まっている、
『黒にんにく』のご紹介です。
にんにくの栄養価をさらに高めたスーパーフードとして
取り上げられております。
黒にんにくの効果
疲労回復など健康に良いことで知られているにんにくですが、
このにんにくを高温多湿の環境で熟成させた『黒にんにく』が、
普通のにんにくよりもさらに健康に良いとして、
テレビや雑誌にも取り上げられています。
熟成することによって、疲労回復や免疫力を上げたり、
血管の老化を防いだりする成分である「アントシアニン」が
普通のにんにくの約3倍も増えるからです。
この他にも優れた抗酸化作用に加え、
認知機能を高める「S-アリルシステイン」や「シクロアリイン」、
コラーゲンの元となる「プロリン」、
記憶力を向上させる「ピログルタミン酸」などの成分が、
普通のにんにくよりも多く含まれており、
ポリフェノールも格段に増えるのです。
熟成することによって独特のツンとした刺激や匂いがなくなり、
ねっとりとした食感と甘みが加わって食べやすくなるのも嬉しいメリットです。
その風味は、まるでドライフルーツのようで、
おやつとして手軽に食べることができます。

黒にんにくの作り方
黒にんにくは市販されていますが、手作りすることも可能です。
作り方は次の通りです。
まずにんにくを保存用のジップ付きビニル袋に入れ、
ひたひたになるくらい酢を注ぎます。
空気を抜いてジップの蓋をしっかりと閉めて、一日保存。
翌日に1日程度天日干ししてください。ここからは炊飯器を使います。
炊飯器に干したにんにくを竹かごに入れ(焦げ付き防止のため)、
炊飯器の内釜に入れます。
上からガーゼをかけて、保温スイッチをON。
そのまま10日~2週間程度放置します。
最初の1週間は、1日に1回上下を返して、まんべんなく加熱してください。
10日~2週間たち、皮を剥いてみて真っ黒でねっとりしていたら完成です。
1日程度天日干しをして、乾燥させてから保存しましょう。
保存期間は、涼しい場所で常温保存する場合1〜2ヶ月になります。
それ以上保存する場合や、高温多湿の時期は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。